流産の原因になる〝骨盤のゆがみ〟

目次

なぜ骨盤が流産に影響するのか

妊活をしている方にとって

〝骨盤〟はとても重要なポイントです。

なぜかというと

骨盤は子宮や卵巣の機能に大きく影響を与えているからです。

骨盤は上半身の土台になっているだけでなく

内蔵を保護する役割があり

内蔵の受け皿にもなっています。

この部分にゆがみがあると

子宮や卵巣に傾きが起きてしまうからです。

骨盤のゆがみのタイプ

よく腰の不調を根本改善するのに骨盤調整が用いられますが

骨盤のゆがみ方には様々なタイプがあります。

①左右の骨盤が前後に傾きが生じることにより

骨盤のズレが発生しているタイプ

②左右の骨盤が外方向に開きが生じることにより

骨盤の開きが起きているタイプ

③左右の骨盤が前後というより、

斜め前または斜め後ろに傾きが生じることにより

前後と回転が複合的に発生している

複雑な骨盤のズレのタイプ

④こちらは左右の両側の骨盤が

前または後ろに発生しているタイプで

こちらも骨盤のズレの一つになります。

④は、上記の①②③が複合的発生していることが多く

もっとも骨盤を正すのに時間が掛かるタイプです。

猫背気味の人

巻き肩と呼ばれる肩が前にきている人

ストレートネック(最近ではスマホ首ともいいます)

これらがある方は

④の骨盤の後傾(こうけい)が発生していることが

ほとんどです。

骨盤のゆがみがあると、どうなっているのか

前述したとおり、骨盤は上半身の土台の役割があります。

こちらのジェンガのイラストで考えていただくと

イメージがしやすいと思いますが

これを背骨だと思ってください。

骨盤の前後左右の傾き、開き、捻れがあると

上の背骨はバランスをとるために

ゆがみを作らなければなりません。

そうすると

上の写真の黄色の部分は脊髄

またそこから伸びていく神経です。

これが脳から仙骨部分までずっと繋がっています。

背骨のゆがみがあることで

背骨の中を通っている脊髄や神経にも

滞りが起きてきてしまうのです。

そうなっていくと腰周りの血管が正常に伸び縮みすることができず

腰の筋肉が固くなっていきます。

子宮や卵巣の血流低下を簡単にチェックする方法

腰を触ってみて

冷えていたり、硬さがあったり、ズーンと重たい感じがあれば

腰回りの血流低下が起きている可能性は高いです。

今触ってみてください。

温かいと感じれば正常

冷たいと感じれば改善の必要がありです。

腰回りに血流が悪ければ

当然近くにある子宮や卵巣の血流も

低下しています。

せっかく赤ちゃんを授かることができても

流産の可能性も高くなってしまいます。

それはなぜかというと

筋肉は血液を送り出す〝ポンプ〟の役割をしているのですが

筋肉が正常に働かないことにより

血液が子宮や卵巣へと送りづらくなることや

滞りが起きることによって

血液の熱が放出されてしまい

冷えた血液が流れ込んでしまいます。

卵子と精子が受精しやすい体温

卵子と精子が受精しやすく

育ちやすい温度は

36.8℃と言われています。

骨盤が整うことにより

骨盤内の筋肉が正常に働くようになり

温かい血液が流れ込むことによって

子宮や卵巣の温度も上がります。

骨盤矯正はこんな方におすすめ!

子宮・卵巣の血流を上げたい方

卵子の質を上げたい方

着床率を上げたい方

流産の予防をしたい方

安産で出産をしたい方

生理痛やPMSの症状に悩んでいる方

上記に当てはまる場合は

骨盤矯正はとても有効です。

まとめ

妊娠してから整えることも可能ですが

妊娠前からの骨盤のケアがやはり大事となってきますよ。

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この記事を書いた人

鍼灸師と柔道整復師の二つの国家資格を持ち、再生医療の会社で役員をしながら細胞の老化と若返りについての研究をしてきました。

その時の知識と経験を活かし、現在は妊活や更年期などの女性ならではの悩みに特化した治療院を愛知県の津島市で経営しています。

YouTubeチャンネル〝アグーテの瞬速妊活大学〟〝中年のための若返り研究所〟で山田キョージュとして活動中。

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